今日で５月も終わりです。
というのに
なんだか肌寒い気候が続いています。
季節外れの台風までやってくるんですから、
なんだか季節がいつなんだかわからないような気分ですね。

連日原発の報道が続いています。
電力不足も叫ばれています。
我がクリニックは電子カルテなので
停電になったら診察はできません。
そこで、最近太陽光発電を検討してみようと、
電機メーカーのサイトを覗いています。
やっぱり初期導入費用はまだまだ高いですね。
補助金があると言っても現在の電気代を考えてもあまりお得なことはないようです。
まだ、数年待って、コストが下がるのを待つしかないようです。

今年の３月頃から池波正太郎を読み返しています。すでに藤枝梅安シリーズ（六巻）は読破し、剣客商売シリーズ（十六巻）は七巻まで、鬼平犯科帳シリーズ（二十四巻）は一巻を読み終えました。
私が池波正太郎の作品を読み始めたのは大学五年生頃だったと思います。
ちょうどテレビで中村吉衛門さんの鬼平犯科帳が放映され、その原作を読んだのがきっかけでした。
六年生になると卒業試験や医師国家試験の勉強が忙しくなりましたが、その間も行き詰まった時に読みふけり、国家試験が終わるころには鬼平シリーズは読破していました。
そんな時間があったら勉強しろと言われそうです(^O^)
それ以来かなり沢山読んできました。
久しぶりに何気に手にとって読み始め、ついついはまってしまいました。
とりあえず最後まで読むことになりそうです。

本日、折紙協会から折紙講師認定通知書が届きました!
送付した作品はすべて合格でした。折り直すことなく、認定されました。
ただし、登録料が高い！
１５７５０円！
ム、ム、ム、ぼったくりか？

ともかく、資格を取りましたが、これと言って明らかな目的があったわけではないのです。自分の力量を試したかったのです。
せっかくなので、有効利用を考えましょう。

今朝は早朝７時に集合して防災訓練でした。
あいにくのどしゃ降り！でカッパを着て参加しました。
私たちは土嚢積みの訓練でした。
ガッチリ積み上げ、更に鉄の杭を打ち込みます。なるほど、これでもらないようになるんだなと少し感心しました。
その一方で、いざという時に土嚢がどこにあるのか知りません。役に立つような場面に出会わないことを願います。

先日、ある患者さんに
「娘がカウンセリングもしてもらったと聞きました。」
と言われました。
その方はアトピー性皮膚炎の娘さんから紹介されて受診されたということでした。娘さんのことは覚えていましたが、カウンセリングをしたつもりはなかったので意外な感じでした。よく話しを聞いていくと、近くの皮膚科ではあまりゆっくり話しを聞いてくれなかったり、話しが合わないなど不満があったようでした。
しかし、私は特別なことをしたつもりはありません。いつものように順番にいろいろと話を聞き、患者さんからの質問に答え、診断や治療についていろいろと指導し、投薬しただけです。ただ、初診の方はいろいろと詳しく話しを聞く必要がありますので、少し診察時間は長かったかもしれません。特にアトピー性皮膚炎の方はそれまでの治療がうまくいっていなかったり、医療不信があったりと複雑な背景を抱えている場合が多いので診察が長くなります。

いつも混雑している忙しい病院だとなかなかひとりひとりに十分な時間が取れず、説明や指導が行き届かないことがあるかもしれません。でもやはり、限られた時間の中でもできるだけ患者さんの悩みを聞くことは、多少なりとも患者さんの安心感につながると思います。
アトピー性皮膚炎の初診患者が来るとどうしても診察時間が長引くのでその次の患者さんの待ち時間が長くなり、申し訳ないなと思っています。
しかし、最初にきちんと聞いておくと、２回目以降はそれほど詳しく聞かなくても診療はうまくいくと思います。

診察時間はゆったりと長くしたいのですが、待ち時間は長くできません。
これは総合病院に勤務しているときからの課題です。
なかなか両立するのは難しいです。