長谷川先生の日々好日

平凡な皮膚科医が綴る気ままなブログ。 家族、仕事、病気、趣味など 金沢市片町の長谷川ひふ科クリニック院長が その日に感じたことを素直に綴ります。

2010年11月

心通じ合える医師とは・・・

今週初めに松平健さんの奥さんが自殺されたという報道が流れていました。
大切なパートナーを失った健さんの悲しいコメントが印象的でした。

その中で引っかかったのは
「パニック障害・不眠症・うつ状態を引き起こし、この三年はいろいろな病院にもかかりましたが、結局、心通じ合う医師とはめぐり合うことができませんでした。」
という部分でした。

患者さんと対峙する時に話をよく聞くということはとても大事なことです。
ただ診察をして検査をして薬を出すだけではありません。
患者さんの生活や仕事、性格などいろいろな情報が話の中から引き出され、
それが病気の原因を見出すきっかけになったり、治療の助けになることもあります。

患者さんと話をするときに心を通じ合えるということは言い換えれば信頼関係です。
信頼関係がなければ治療も滞ります。
精神疾患の場合はなおさらなんでも話すことができる信頼関係が大事だと思います。

振り返ってみて今の自分が患者さんとの信頼関係をちゃんと築いているのかどうか。
自己判断はできませんが、それを行っていく努力は常に続けなくてはいけないでしょう。

「縁」
は大切にしなければなりません。
いろんな出会いがあります。患者と医師も出会いです。
「先生に話を聞いてもらえてよかった。」
と言ってもらえるような医師になれたらいいなと思います。

金沢市医師会学術講演会

昨晩は金沢大学皮膚科准教授の藤本学先生を講師に招き、
金沢市医師会学術講演会を開催しました。
テーマは蕁麻疹の診断と治療についてでした。
今年から市医師会の学術委員(皮膚科担当)を引き受けて、初めての開催でした。
座長をしなければいけなかったので少々緊張しました。
事前の宣伝が良かったのか大勢の参加者に来場していただきました。
講演内容もわかりやすく、講演後のディスカッションも大いに盛り上がりました。

担当になって初めての講演会でしたが、無事終わってホッとしました。

講演後は懇親会があり、その後先輩の開業医の先生に誘われ、
藤本先生も交えて二次会に向かいました。
ワインを飲みながら、有意義な意見交換ができました。

バザーでした。

今日はなんとか天候に恵まれ、バザーが行われました。
タコ焼きを五時間余り焼き続けました。
かなり疲れましたが、程よい疲労感です。
タコ焼きを焼いている間は意外に何も考えず一心不乱に焼続けています。頭の中は真っ白です。
まさに没頭しています。
不思議ですね。
数時間立ちっぱなしで、かなりの疲労があるはずなのですが、あまり不快てはありません。

今日は忙しい午前でした。

天気も良かったせいか今日は患者さんが多く結構忙しい日になりました。
今週は寒々と時雨れた日が多く、そんな日は外に出歩く人も少なく、患者さんも少ない日が続いていました。
今日は一転、忙しい日になり、多少待ち時間が長くなってしましました。

明日は休日ですが、小学校のバザーです。
私はPTAの一員としてたこ焼きを焼く予定です。
明日の天気はあまり良くないようですが、なんとか持ちこたえてほしいですね。

いよいよ冬近し

今日は朝から突風と霰混じりの雨です。
寒い日になりました。
なんだか急激に冬が近づいています。
本当に今年は秋があっという間に過ぎていったような気がします。

今朝は娘の通う小学校の「あいさつ運動」があり、
当番の父兄が通学路に立って、車などからの安全を確認しながら、
通学してきた児童たちに「おはようございます」と声をかけました。

今日に限っては荒れた天気の中30分ほどたっているのは少々大変でした。
それにしても子供たちはこんな中も元気に登校しています。
中には上着も着ない子や半ズボンの子もいてやはり子供は風の子です。

このまま一気に冬に向かっていくんでしょうか。
夏物の整理もろくに終わっていないのに季節はどんどん進んでいきますね。
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