妻が所用で留守だったので、昼食は娘と二人でラーメンを食べに行きました。
自宅から歩いて「前田慶次郎」という変わった名前のお店に行きました。以前に娘が店の前を通った時にいい匂いが漂っていたので一度食べてみたかったそうです。
1時過ぎに到着し、店内に入ったところカウンターだけの小さいお店です。10個ほどの席に4人の先客がいました。
座ろうとしたところ、ちょうどカウンター内の店主が振り向きました。
我々を見ると
「すいません。お子さんは昼の時間はずらして来て欲しいんですよ。」
とのこと。
昼時は混み合うので客の回転を早くしたいのでしょう。意図は理解できますが、店はそんなに混み合っていません。我々二人が入ったところでそれほど迷惑になるとは思えません。
「じゃあ、何時頃来ればいいですか」
と聞くと、
「2時か3時頃ですかね。」
という返事が返って来ました。
昼ご飯を食べに来たのに・・・
要するに子供は来るなってこと?
だったら最初から「お子様はご遠慮下さい。」と書いておけばいいのに・・・

渋々店を出て、近くの「8番ラーメン」に向かいました。
娘はテレビで宣伝していた「サンラータンメン」を食べたいと言います。漢字で書くと「酸辣湯麺」です。字の通り酸っぱくて辛いラーメンです。
娘は辛いのが苦手なはずですが、敢えて注文することにしました。
しばらくしてやってきたラーメンにはたっぷりラー油がかかっていました。
それを目の前にして娘は一瞬固まりました。「辛そう( ̄○ ̄;)」ラー油のかかっていないところから麺を抜き取ろうとしますがうまく行きません。
仕方がないので、取り皿にラー油を出来るだけすくい取ってから食べました。しかし、完全に取り除くのは困難です。もともと辛い味には敏感で我々が感じないような微量のコショウでも辛いというくらいですから大変です。
数口食べるうちにヒリヒリしてきたようで、水を飲みながら食べています。辛さのせいで味はよくわからないようです。
結局、わたしが食べていた塩ラーメンと交換しました。食べてみると程よい酸味とラー油の辛さが一緒になってなかなか美味でした。